院長ブログ
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どうしたらいいの?

  • 2008年01月27日
    今日はすべての歯科医院の悩みの一つ、キャンセルについてです。
    現在、澤本歯科医院の方針は「自分が行きたい歯科医院」を信念に毎日努力を続けております。(まだまだ努力不足ですが..)

    私が考える一人の歯科医師が一日の中で診れる患者様の数は、15人前後と思っています。
    歯科治療は基本的に、外科的な処置(歯を削ったり、根の治療だったり、抜歯だったり)が多いため内科的な治療と異なり、薬を出して終わりというわけにはいきません。

    一人の人間が必死に、出来る限りのことをやるとなるとさらに少ない人数しか見れなくなるかも知れません。

    私は、自分が患者だったらそのような歯科医院で治療を受けたいと考えます。
    今まで一日50人以上を一人で見る診療所で働かせてもらったこともありますが、何をやっているのかわからなくなります。
    後から後から来る患者様を終わらせるのに必死なだけです。
    医療とは限りなく遠い世界です。(物を売る商売ではないからです)

    したがって一日の中に入れる患者さんの数もセーブをするわけです。
    ほとんどの患者さんはルールとしてそのあたりを解ってくれているのですが、それでも一日のうち何人かの方がキャンセルになります。

    当院は最低30分でアポイントをとらせていただいているので、例えば3人キャンセルになると90分まったくの無駄になります。

    その時間の人件費、光熱費、色々なものが無駄になりますし、2~3週間アポイントを待ってもらっている患者さんに申し訳ない気持ちになります。
    一生懸命やってるつもりなんだけど、我々の仕事ってその方にとってはそういうレベルなんだと思うと本当に空しくなります。

    難しーですね。
    何か良い案ってないんですかね?
    世界中のデンティストの悩みみたいです。

    チョット愚痴っぽくなったので、次回は明るい話題で行きますね!