院長ブログ
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研修会

  • 2008年09月17日
    9月7日に入れ歯の治療で有名な塩田博文先生の研修会に出席してきました。

    私が大学病院勤務時代、たまたま大学の図書館で先生の本を手に取ったのが塩田先生を知るきっかけでした。

    入れ歯、特に総入れ歯の治療は、口の中に歯が1本もない状態から歯を作らなければなりません。
    参考になる歯がないため、歯科医師の勘や経験が大きく物を言う職人気質の強い治療です。
    若手の先生は苦労をすることが多いといえます。
    私もその1人でした。(今でも修行中ですが…)

    先生は総入れ歯の治療の勘所を誰でも出来るように、簡便に解説されており「これなら自分でも出来る!」と若気のいたりで勝手に思い込み、図書館にある先生の本をすべて読破したのを思い出します。

    その憧れの先生がはるばる長崎までいらっしゃる!(先生は福井でご開業です)
    こんなチャンスはめったにありません。
    当院に通院中の患者様にもお願いして、副院長の中川先生・患者様・私の3人で研修会に行ってきたわけです。

    朝の9時から夕方の4時過ぎまで、立ちっぱなしで少し疲れましたが一流の先生の生の声、技術をその場で聞き、見ることができ非常に有意義な時間を過ごせました。

    治療中先生は駄洒落を連発し、私個人的には先生のギャグより中川先生の冷たい反応の方が面白かったです。(笑)

    一流の先生に共通するのですが、難しいことを本当に簡単に行います。
    塩田先生の手つきは一流の寿司職人の様でした。
    塩田先生にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
    ありがとうございました。

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