院長ブログ
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海&釣り

  • 2010年10月25日
    今日はせっかくの日曜日なのに雨でしたね。(涙)

    今回は自分の趣味の1つ、釣りの紹介です。

    畑での野菜作りやらスノーボードやらアウトドア系が大好きな自分ですが、その中でも釣り歴が一番長くて物心ついた時(3歳くらい?)から父親と釣りに行っていました。

    その頃は小さな手漕ぎボートで、近所の湾内でキスやアラカブ(カサゴ)釣りを楽しんでいました。
    ある日父が30cmほどの真鯛を釣り上げて大騒ぎしたことや、その時のっていたボートの形や色を今でも覚えています。

    今思えば当時は患者さんが毎日100人くらい来院されていて、相当ハードで忙しい日々を送っていたのにも関わらず(飲みも本当にすごくて、ほぼ毎日朝帰りだった記憶があります 笑)、週末は良く遊んでくれていた記憶があります。
    面と向かっては言えないんですが、親父には本当に感謝しています。

    幼少のころの体験や思い出って、その後の生き方や価値観に大きな影響を与えていることをこの年になって感じます。

    少し話が脱線しかかってしまいましたが、釣りってものすごく奥が深くて面白いです。
    対象になる魚も沢山の種類がいます。
    すべての魚はその性質も、釣り方も異なっていて1種類の魚の釣りでも極めることが非常に困難なのです。

    自然が相手なので自分の力だけではどうしようもないことも多々あります。
    昨日は釣れたのに今日になったら全く釣れないことはしょっちゅうです。
    っていうか上手くいかないことが圧倒的に多いんですけどね。(笑)

    その中でも様々な工夫をして、何とか目的の魚を釣ろうとする過程が面白いんだと思います。

    今ハマっているのは、ジギングです。
    患者のSさんが師匠で、今年の夏から始めたのですが、これがまたとっても面白いんです。

    150~250g前後のジグという金属の塊で出来たルアーを、糸、竿とリールだけで魚を釣りあげるという非常にシンプルな釣り方なのですが、通常のジグはただの金属の棒なのでリールを巻くだけでは全く動きません。
    しかし見えない水の中をイメージし、竿を動かすと、まるで逃げまどう小魚のような、びっくりするような魅力的な動きをします。

    基本的な動かし方はあるのですが、ルアーの形や重さ、竿の硬さ、糸の太さ・種類、釣り人の腕力、潮の流れによっても動きが変わってきます。
    それこそ無限大の動き方を釣り人がジグに与えることができます。

    水深70m前後に数100gのジグを落とし、竿をあおりながら巻き上げていくという作業を永遠繰り返します。かなりハードで、まさに体育会系、男の釣りです。
    でも(まだ同船したごとはないのですが)女性アングラーがこの釣りにもいるんですよね!
    釣りの世界でも女性パワー恐るべしです。

    金属の棒に命を吹き込んで、狙った魚に口を使わせる。
    釣れたではなくて、釣った!という感覚。
    魚がかかった瞬間から、釣り上げるまで完全頭の中はホワイトアウトします。
    釣り上げた後のヨッシャ!やったっ!って言う感覚、充実感。

    ましてやデカイ魚になればなるほど、釣り上げた後はアドレナリンと疲労のため膝が笑ったり、しばらく動けなくなります。

    先日、最後の最後にラインブレイクして釣り上げることが出来なかった推定数100kgのサメ!!とは35分間!!!まさに格闘でした。
    魚がこんなにパワフルなことにマジで驚きましたし、途中であまりのきつさに泣きたくなりました。
    格闘後の15分間は全く動けなくなりました。
    まるでラグビーの試合後みたいでした。

    簡単には釣れないんですが、気の合う仲間達と海に出れるだけでも最高に気持ちいですからね。
    自然に感謝!

    今度は何時釣りに行けるのか?
    今からワクワクです。

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