成人矯正および補綴治療
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患者様の声
歯並びが悪い、顎の関節の調子も悪い(顎関節症)ため矯正治療を希望しました。院長より
正しい鼻呼吸が出来ていない、飲み込みや会話時の舌の癖、普段の舌の位置に問題が有るため歯並びが悪くなっています。ただ見た目だけを改善する矯正治療は当院では行いません。まずは歯並びが悪くなった原因を出来る限り取り除く、正常な顎の関節の位置を考慮した位置に歯を動かすことを最優先事項と考えています。
もっとも優れた医療は、この方が成長期の段階で、良好な発育を促す方法を伝えること、正しい呼吸、正しい物の食べ方、飲み込み方を伝え習得してもらうこと、この人が本来持つ良好な発育を
促すことでした。
残念ながら周りの大人、周りの歯科医師にこの様な知識がなかったため、この様な歯並びになったと当院では考えています。
1.原因除去療法:悪習癖を改善。舌の使い方、正しい呼吸、飲み込み方の指導。頬杖や横向き寝の改善。
2.第1期治療:拡大床とスプリントといわれる取り外し式の装置を用いながら、患者さんの関節の位置を考慮した位置に歯を動かす準備を行います。
3.ブラケットで歯を動かし、仕上げはアライナーと呼ばれる矯正用のマウスピースを用いて歯を動かします。
4.最終的なかぶせ物を入れ噛み合わせを仕上げていきます。
5.経過観察:歯並びを悪くする悪習癖が残っていないか、正しい呼吸や飲み込みは出来ているか、後戻りがないかを観察していきます。