全顎酸蝕症 修復治療

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    治療後  
   
 

 

 

     

 

  唇とのバランス  
   

院長より

近年、虫歯ではなく酸性の趣向品(清涼飲料水、炭酸水、サプリメント)による歯が溶ける病気=酸蝕症 が比較的若い年齢の方を中心に増加傾向にあると言われています。
この患者さんはサプリメント(クエン酸)が原因で酸蝕症が生じてしまいました。
「だんだん歯と歯の間に隙間が空いてきた、すきっ歯になってきた」
「見た目を綺麗にして欲しい」
ということが訴えでした。

私が一番考慮したことはこの方の年齢。(30代)
従来の歯を多く削り被せる治療では、20〜30年後には多くの歯を失う可能性があります.
歯を極力削らず接着と言われる方法でセラミックス(ジルコニア)を貼り付ける治療をメインに選択しました。
1本当たりにかかる時間は診療室で約2時間(削って型取り、出来てきた修復物をsetする時間のトータル)、いかに手間暇を惜しまないか。これに尽きます。

この笑顔が歯科医師冥利につきる瞬間です。
この方のお口の中が10年、20年先まで同じ状態であることを目指しています。

費用
ベニア:70.000+税/本