日本顕微鏡歯科学会
-
- 2018年04月26日
-
先週末は日本顕微鏡歯科学会に参加してきました。
医療の世界、特に外科的な治療を行う分野では治療用顕微鏡は革命をもたらしたと言われています。
脳外科、眼科を中心とした治療の成功の是非がその患者さんの生涯に大きな影響を及ぼし、かつミクロ単位の非常に細かいスキルが要求される分野では、顕微鏡を見ない処置はあり得ない状況になっています。
歯科は口の中という治療を行う側からすると非常に条件が厳しい組織の中で、かつ一度手を加えると2度ともとには戻すことができない歯という組織を扱う分野です。
そのために顕微鏡を用いるということは必然だと私は考えています。
しかしながら日本での歯科での顕微鏡の普及率は5%。
普及率が低い1番の原因は日本の医療の安さにあると言われています。
先進国の世界基準の1/10~1/20の治療費だそうです。
そのような日本の医療事情の中でもマニアな歯科医師が全国から一同に会しました。
流石に自分たちのレベルになると学べることは少なくなっていきますが、学会等に参加することで技術や知識の習得だけではなく、新たな人との繋がりやご縁が得られたりします。
会場は大阪大学でしたが初阪大。
いやー大学行ってこれだけ感動したのは、シアトルのワシントン大学に行って以来。
素晴らしい環境!!圧巻です!
今度は子供を連れていき、頑張ればこんなに素晴らしい環境で学べることを伝えたいと思います。
徒歩では移動できない敷地の広さの中に、緑が溢れ、様々な学部の校舎やラボが連なっています。小さな子供を連れて竹の子掘っている家族もいたりして本当に素晴らしい環境。
去年から大阪づいていますが、改めて大阪良いとこですね^^