セミナーin熊本
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- 2008年11月21日
最近ブログさぼり気味ですねー。
年末だからでしょうか?それとも年なんでしょうか?
お疲れ気味です、疲れてるのに眠れません。
人間余裕がなくなるとダメですね。決めました、5年先の私のビジョンはBe Freeです。
さて今回は先月熊本であったセミナーの報告です。
取引をさせていただいている商社のUKデンタルさんの主催で、デンタルショーとセミナーが熊本で行われました。セミナーの講師が私が尊敬するDrであられる内藤先生の講演と聞き、「九州で内藤先生のお話を聞くチャンスはめったにない。これは行くしかない!」
ということで、技工士の内藤・研修医の三瓶君を誘って熊本まで行ってきました。先生の技術はもちろんのこと(世界でも一握りの天才だと自分は思います)、仕事に対する熱い思いと真摯な取り組み方、それと人間性にいつも感銘を受けます。
私の尊敬する佐藤友彦先生も仰っていました、紳士(真摯)たれと。彼らの高みに自分が少しでも近づけるよう精進したいですね。
先生方のような方が同窓にいることを誇りに感じます。
自分も素晴らしい母校、世の中にほんの少しでもいいから恩返しを続けることができればいいなと思います。セミナーの内容は新しいセラミックス修復システムの紹介とその可能性についてでした。
セラミックスは我々が歯に使用する材料で一番優れた材料の1つです。
生体親和性に優れ(アレルギー反応がなく、体に優しいため医科では人工関節にも使われています)、見た目も天然の歯に一番近く自然な歯の美しさを表現できる材料です。http://www.nagasaki-implantcenter.com/aestheticcase.htmlしかしながら欠点もあります。
陶器と同じですので、衝撃に弱く欠けることがある。
作製に必要とする労力が膨大である:特殊な粉と液と混ぜ、筆で歯の形に盛り、釜で焼きながら完全オーダーメイドで歯科技工士が作製するため、歯を1つ作るのに半日近く時間をの必要とします。
技工士の経験・技術・センスに大きく影響を受ける治療法である:非常に繊細な仕事であることと、焼きあがるまで色が分かりません。今回のセミナーで紹介していただいた内容は、新しいセラミックス修復システムです。
このシステムを用いることで、被せ物や詰め物の強度がかなり向上することと、作製に費やす時間が約半分になります。
我々のみならず患者さんが受ける恩恵もかなりあります。今後の世界のセラミックス修復治療の1つは間違いなくこの流れに行く気配を感じました。
内藤と相談した結果、来年度の技工室に対する大きな投資目標となりそうです。(奥さんにはこれ以上借金が増えることをどう伝えるか考え中です、涙。)
セミナーは昼過ぎに終わったので、熊本といえば熊本城と馬刺しということで行って参りました。
あまり興味は無かったのですが、熊本城の本丸が修復されたばかりで中を見ることが出来ました。
感想はすごい!の一言。
釘をまったく使わずに柱を組み合わせたり、内装の素晴らしさ、漆喰のムラの無さ、日本人のスマートさ、職人としての誇りを強く感じさせてくれました。
自分の仕事にもインスピレーションを与えてくれました。この本丸の建設に関ったすべての方に尊敬の念を覚えると同時に感謝です。
馬刺しの方も素晴らしかったです。
名前もずばり「馬刺しや」下通り側、ダイエーのすぐ側にあります。
長崎でも馬刺しは時々食べますが、内藤と2人で口に入れた瞬間!!!!でした。
おばちゃんも雰囲気がありgoodです。熊本に行く時は「熊本城」と「馬刺し屋」ぜひ行ってみて下さい。
今度は横浜のパシフィコで行われた日本歯科医学総会と、日本で最大のデンタルショーを紹介予定です。